XB12Rを手放した理由

記憶が新しいうちに書いておきましょうかね。
  
一番はエンジンキラクターですかね。

やっぱりハーレー由来のエンジンなので、レスポンスがゆったりで、好みではなかったです。おそらくスポーツスター1200に比べればシャープにはなっているんでしょうけど、スロットルを開けて0.5テンポ遅れてツイてくるようなカンジが、どうも好きになれませんでした。これってBMWのR9Tとかも同じなので、単純に好みの話ですけどね。KTMのSuperDuke(990も1290も)とかは、大排気量ツインの割にシャープなレスポンスで好みでした。ホンダのアフリカツインも悪くないかな。
ただ、このシャープなレスポンスはマッタリ走りたい時には邪魔になるので、バイクのキャラに合わせてという感じですね。また、セパハン前傾の12Rのキャラクターと違和感が有ったことも確か。アップハンのXB12Sならまた違ったかもしれません。
  
次はミッション。グニュっとしたミッションタッチがどうにもダメでした。
  
最後に車体。XB12Rはクセが強烈で、スイートスポットに入れば気持ちよく走れるんですが、それ以外はかなり我慢を強いられました。結構なペースで飛ばせばいい感じなんですけど、舵角が付くような細かいワインディングは楽しくない。舵角が付く場合でも、サーキットみたいに一発でバンク角を決めるような走りをすれば気持ちよく走れるんですけど、それ以外は中途半端に切れ込むハンドルを押さえながらの走りになり、どうにも馴染めませんでした。最初から最後までイケイケで走れれば楽しいんですけどね。
  
なんだか悪いことばかり書いてますが、ボヘーっと流すときのフィーリングはとても気持ち良かった。ハーレーの良さってこれかな?ってちょっと思いました。ただ、そのフィーリングと車体フィールがマッチしてなかったように思えたワケで。あ、また悪口か?
  
そんなワケで、もしもう一度BUELLを買うのならば、XB9Sを買います。エンジンはボアは同じでショートストロークですし、セパハンじゃなくてアップハンだし。
あ、なんだかまた欲しくなってきた…。
 

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