CB900Fレーサー号エンジンバラシ。

CB900Fレーサー号のエンジンをメンテのためにバラしました。
特に不具合が有ったワケじゃないんですけど、1500㎞ほど走ったので、色々とチェックしたいな、と。
  

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燃調は濃い目で走っていたので、カーボンはちょっと多め。まぁこんなモンか。バルブヒットも無いので悪くないです。

  

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クランクもOK。メタルの当たりも良好です。#1だけちょっと強かったかな。1ランク薄くしておきますかね。他はOKなのでそのまま再組。

  

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ピストンはモリブデンコートをしておいたんですが、こちらは摩耗も当たりも良好。パルホスM処理をしたシリンダースリーブは、ピストンが当たる所はコーティングが薄くなっているものの、均一に薄くなっているし、段差があるわけではないので、良好と言っていいでしょう。
  

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エンプラで作ったプライマリーチェーンガイドですが、これも摩耗は無し。ツールマークが残っているくらいなので、十分に使えるでしょう。
  
今回バラして良かったのは、鉄粉が殆ど無かったこと。今までと比べると明らかに良い。多分ヒロコーオイルのおかげかな、と思います。
まだ詳しくは見ていないので、洗浄しつつ詳細チェック。その後は再組予定です。