能登半島地震対応に思うこと

国会議員が震災の被災地に入ることが叩かれたりしているけれど、現場を知らずして何が分かるんだろうか。国を引っ張る議員が現地入りしてリアルを知ることは極めて重要なことだと思う。


ものづくりの現場では、三現主義という言葉がある。現場、現物、現実だ。現場で、現物を見て、現実的に行動する。災害の時も正しくこれが必要になってくる。
例えば、国会議員が現地入りすることによって10の迷惑があったとする。でも100の利があるならば、現地入りすべきなのだ。

 

もちろん、何百人もの議員が行く必要はないし、混乱を生むので行ってはいけないと思う。だが、全てをシャットダウンするのは何かがおかしい。
今回の能登半島地震ではボランティアを含め、当面は誰も来てくれるなというアナウンスがされているが、本当にそれでいいのか?被災地は自己完結できているのか?漏れてくる情報からは、とてもそうは思えない。

ボランティアにしても、それで助かる人がいる筈だ。勿論、迷惑に思う人もいるかもしれない。されど、1の迷惑で10の感謝が得られるのなら、そうすべきではないのか。交通渋滞云々と言われるけれど、国会議員やボランディアが入ることで、それがどうにもならないほどに酷くなるのか?いきなり交通量が倍になるのか?そうは思えない。

そもそも、石川県知事が未だ能登半島に入っていないらしい。(ヘリで上空から視察はしたそうだけれど)

 

今回の震災対応は、世間の反応も含め、何かがおかしい。