最近、くまモン県は週末の度に雨でして。HSR走行も全然出来ないので、タンク複製作業が捗ります…。
先週までで片側の型の貼り込みが終わったので、逆側を貼り込みます。
反対側と同様にワックス掛けを3回行い、PVAを2度塗りし、十分に乾燥させてからゲルコートを塗布。
また一晩おいて、FRPの積層です。
更に一晩おいて、FRPが完全に硬化したことを確認して、まずは切り金部に穴を開けます。FRPを貼り込むときにボルトで締結するためですね。
んで、いよいよ原型から型を取り外すんですが…。結構苦労しました。
切り金部にスクレーパーを差し込んでグリグリやったりコンプレッサーで吹いたりしてもビクともせず、タイヤレバー突っ込んで慎重にコジると。バキッと半分剥がれました。
原型も無事です。結構キレイに剥がれました。
んでも、もう半分がなかなかに苦労して、タイヤレバーでコジッたりゴムハンマーで叩いたりと、少しずつ型と原型の隙間を開けていき、メリメリバキバキとなんとか剥がれました。
剥がれなかった原因は離型剤の塗布不足っぽいです…。原型のサフェーサーが着いてきちゃいました。
こっちは綺麗に剥がれた方。
失敗したのは最初に貼り込んだ方。ワックスの塗り方が甘かったと思われます。ワックスを塗って乾燥させて拭き取って乾燥させて拭き取ってとやらないといけなかったんだけど、乾燥させた後に拭き取らずにその上にまた塗ってとやったのがダメだったんだと思われます。これだと一度塗りと同じだったのかも。逆側は塗って乾かして拭き取ってを1setとして3回繰り返したので、その差が出たかな?
んでも磨けば大丈夫っぽいし、少々力技を使った原型も一部にヒビが入ったくらいだったので、初めてにしては上出来です。
ボルトで固定するとこんなカンジ。合わせ目もパキッと出てました。
いや~、良かった良かった。結構できるもんですなー。嬉しい。
型は目処が立ったので、次は型を仕上げてから成型品の貼り込みです。