熱間時始動不良 途中経過

今日まで夏休みです。
夏休み中に解決したかった熱間時の始動不良ですが、まだ解決してません(涙)
  
考えられる箇所をチェックした経緯は下記の通りデス。


1) 端子のチェック
スタマグの端子、バッテリー端子、メインヒューズ、スタマグからメインハーネスへ行く端子(赤白線)、レギュレータ、ジェネレータ端子など。
スタマグからメインハーネスへ行く端子に腐食あり。少々黒ずんでいたので磨いて清掃しましたが、効果無しでした。

2) フィードコイルへ行く電圧
CB-Fは励磁式のジェネレータなので、コイルは通電して電磁石となります。
カプラーの黒(+)・白(-)線間の電圧をチェック。これが下がっていると十分な発電が出来ません。
結果、11.7V。ちょっと低めな気もするけど、バッテリー電圧が12.4V程度だったので、レギュレータでの電圧降下を考えると異常な値とは言えないような気がします。
熱間時でも電圧は変化無し。
ちなみに、レギュレータは3個持っていますが、すべてがほぼ同じでした。(冷間時)

3) 三相ジェネレータの発電力
黄線3本それぞれの間の電圧を計測しました。
結果、アイドル1200rpmにてAC12Vちょっと、4000rpmでAC50Vちょっと。3本間ともほぼ同じ。
熱間時でも変化無し。
4000rpmにて50Vも出ていれば問題ないような気がします。
たぬさんにお借りしたステータとコイルに交換しても、状況は変化無しでした。

4) 充電性能チェック
完全充電したバッテリーにてエンジンを始動し、バッテリー端子間の電圧をチェック。
2000rpmも回ればDC14Vが発生してました。
こっちも、これだけ出ていれば文句はない気がしますな…。

5) 走行中の電圧
ボルト・テンプメータ(ヨシムラ)の測定では、ライトオンでも3000rpmも回っていれば、13.9~14Vを発生してました。これだけ出ていれば(以下略)

6) スタマグ交換
中古ではありますが、ストックに交換。
結果、変化無し。

7) 新品バッテリーに交換。
たぬさんに譲って頂いた中華な新品バッテリーに交換してみました。初期電圧は12.9Vだったので、今のトコは問題ないハズ。
冷間時始動は問題なし。気温38度のクソ暑い中を20分ほど走って、油温が90度を超えたトコで帰宅。
エンジンを切って再度セルSWオーン!
  
症状改善せず orz

電圧は12.4V程度有るので、冷間時であれば問題なくセルが回ります。が、熱間になるとダメなんですね。
でも、ハイエースのバッテリーをジャンプさせるとセルは回る…。
分からない。
でも、バッテリーのアースケーブル、セルモータのパワーケーブルがかなり加熱しているのが気になります。


上記より、充電系には問題がないような気がしてきました。
バッテリーを交換しても症状が変わらなかったのでバッテリーも恐らくシロ。
残るはやっぱりセルモータ。

仮説として、セルモータが熱を持つと、コイルの抵抗が増し、セルモータを回すのに大電流が必要になっているのではないかと。
で、バイク用の小さいバッテリーでは容量が足りずに、起電力不足になっている。大容量のハイエースのバッテリーならば、起電力に余裕があるので、半ば無理矢理に回すことが出来る…んですかね?
ケーブルが加熱している事からも推測出来たんですが。
  
今日、予備のセルモータを巻き直しに出したので、これの到着待ちですね。
これ以外に手は無くなってしまいました。



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早くブィブィと走りたいですが…暑いからいいか?