(今頃)鉄馬とTaste of Tsukubaの結果など。

暫く間が空いてしまいましたが、放置しておくのもアレなので、2つのレースの結果などを…。

 

■5/1 鉄馬フェスティバル(@HSR九州) 参戦


クラスはアイアンモンスター18、バイクはCB900F
タイヤをコンチネンタル3CRに、ステムをオフセット40mmのモノから35mmのモノ(RS250R/NF5改造)に変更し、なかなかフィーリングが良くなり、前日の特スポではド中古タイヤでベストを0.2秒ほど更新。10秒台に突入。
その勢いてレースに臨みました。

予選はなかなかクリアラップが取れず、最後に一発出ししたタイムが1'10''538でポール。2番手とは0.617秒差と、けっこう大きな差が付きました。

決勝は、スタートはまずまずでホールショット。そのままトップを譲ることなく、Pole to Win。何とか勝てました。

でも決勝の走りはいいところが無くて、タイムも11秒7しか出なかったし、なにより思い切り走れなかったので、反省点ばかりです。ずーっと後ろから排気音が聞こえてきていたので、すぐ後ろにいるんだろうなと思って走ってたら、やっぱりその通りでした。サインボードでもずっと「-0(後続とのタイム差ゼロ)」の表示が出てましたし。結局、2位との差は0.152秒で、ホントにギリギリでした。ヤバかった…。

でも、勝ちは勝ちじゃー(笑) ひとまず嬉しかったです。

 

 

 

2枚目のチタンプレート。

 

 

■5/14 Taste of Tsukuba 参戦


クラスはモンスター、バイクはCB900F
何と、雨でした…。
前々日の木曜日から筑波入りしました。木曜日はドライで走れ、3年振りにの筑波にも拘らず、4秒6を記録。4秒台~5秒頭でコンスタントに走れ、自分でも少し驚きました。
んが、金曜、土曜日と雨。
金曜の特スポは終日Wet路面でしたが、土曜日の予選は雨が予想されたので、1本は走っておこうと2本目の走行枠を走りました。
自分の出るMONSTERクラスは18インチタイヤ縛りでレインがないので、ドライ用タイヤです。タイヤローテーションの都合で、4時間使ったコンチネンタル3CRで走ります。
コケたら洒落にならないので、慎重に走ってタイムは22~23秒位。もともと雨は苦手ではないのですが、3CR(しかもド中古)で走ったことはなかったので、どのくらいイケるのかの確認です。
雨の量とタイム、フィーリングを確認して、走行終了。それなりにイケるかな、と言う感じでした。

土曜日、レース日。
朝から雨。しかも大雨です。
タイヤはHSRのレースで予選・決勝と40分ほど使ったもので走ります。もちろん新品もあるんですが、Wetで新品を使うのは怖かったので、敢えての中古タイヤです。
Taste of Tsukubaのモンスタークラスは参加台数が多く、予選は2組に分かれます。A組には前回大会でA決勝を走ったライダーが優先的に割り振られ、B組はその他、と言った組分け。つまり、A組の方が圧倒的にタイムが速いのです。
予選中のライダー同士のレベル差を少なくするための処置だとのことですが、正直、B組は不利。前回出ていない自分は当然B組です。

このような組分けなので、多少のコンディション差があっても組別頭取りにならずにタイム順になってしまうこともある(実際に過去にありました)ため、出来るだけタイムを出しておかないと、仮にB組でトップだったとしても、予選総合結果では中盤に埋もれてしまう可能性があります。

イの一番にコースインし、タイヤが冷えないように、最初からハイベースで周回します。最初の2周は計測なし。計測開始から2周目に22秒を記録し、リーダーボードでのトップも確認。

まだまだ行けそうだったし、なにより先の組分けの件があるので、できるだけ行っておこうともう少しペースを上げた3周目。2ヘアのブレーキングでブレーキを握りながら軽く左にバンクしたときにリアが滑り出し、押し出されるようにしてフロントが切れ込んで左に転倒。そのまま2ヘアグラベルへ一直線となってしまいました。
実は記憶では、ブレーキを掛けた瞬間にフロントが左に切れ込んで転倒、だと思っていたのですが、車載動画を見るとそうではありませんでした。自分の記憶はアテにならないですね。

転倒した時に左のエンジンカバーを割り、オイルが出てしまいました。結果、赤旗と長いオイル処理の時間を必要としてしまい、皆様方にご迷惑をおかけしたこと、改めて深くお詫び致します。転倒時のオイル流出対策は考えたいと思います。
また、その際にエンジン内部にも泥が大量に侵入してしまい、この時点でリタイヤが決定しました。

わざわざ熊本から来て予選2周計測しただけで終了と言う、なんとも不甲斐ない結果でした。お手伝い頂いたチームの皆さん、ご協力頂いた関係各位、及び応援して頂いた皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

改めてレースを振り返ってみると、やはり気負い過ぎで、冷静ではなかったと思います。もっと普通に走ればよかったのですが、事前の調子が良すぎました。

自分にとってTaste of Tsukubaは、1993年に初めて当時のTaste of Freelanceを見て以来、憧れ続けた夢の舞台です。もしかしたら今回は結果を出せるかもしれない、と言う気負いがあったのは間違いありません。レースの厳しさを改めて思い知った今回の大会でした。

 

 


なお、午前中で雨は止み、午後の決勝レースはドライで行われましたとさ。悔しい。