2017 Taste of Tsukuba 神楽月の陣 予選 (起こせミラコー!)

■11月11日(土) 予選

出走台数が62台と多いため、予選は2組で行われます。
予選時間は15分間。前日の特別スポーツ走行でいまひとつリズムが掴めなかった為、早めの3番手でコースイン。まずは規定周回の3周をクリア。

走り始めの印象は良好でした。前回レース以来の新品タイヤを味わいながら、これなら良い記録が出そうだという感触を得て、タイムアタックを開始。

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しかしながら、前日は出なかったクラッチ不良が発生。クラッチが切りきれず、シフトダウンが出来ません。悪戦苦闘しながら走るも、症状は益々悪化し、最終的には4速のみで走る状態になってしまいました。
当然タイムは出せず、アタック開始直後の5周目に記録したタイムがベストとなりました。

予選:17位/62台 (1分05秒191)

結構良いフィーリングだったので、悔しいことこの上なかったです。。。

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(ガッツリと肩を落とす、わかりやすい写真…)

 

予選終了後にクラッチトラブルの修復に入ります。

ワタシのマシンはクラッチレバーの遊び変化を嫌い、油圧化しています。最近度々起こっていたフルードのエア噛みを疑って確認するも、ここは問題ありませんでした。
次にクラッチをバラし、プレート、クラッチセンターなどを点検しましたが、特に異常は発見できず。

うーんと考えているうちにライダーズミーティングの時間になってしまったので、チームメンバーにマシンを預け、ミーティングに向かいました。

約30分のミーティング後にチームテントに戻ると、メンバーが明るい顔で「直ったよ!」と…!

メンバー曰く、スペアのクラッチを持っていた観客(知人)から部品を借りて現車部品と見比べると、クラッチリフターの磨耗を発見。これに違いない!と。綺麗に磨耗していたので単品で見るとそういう形なのかと思ってしまいましたが、持ってきて頂いた物と比べると、磨耗が明らか。1.5mmくらい陥没している模様でした。

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摩耗したクラッチリフター。


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見辛いですが、これが摩耗してないクラッチリフター。


組み替えてみると、レバーの手ごたえが復活!暖機場で確認し、油温上昇後もクラッチが切れることが確認できました。これならイケそう!
切れ不良の原因としては、リフターの磨耗+熱による膨張によってクラッチレリーズピストンが限界を超えて飛び出して傾いてしまい、リフターを押せなくなっていたことだと思われます。チームメンバーに感謝!です。

しかしスペアパーツを持っていた方がその場にいたのは、まさにミラクルでした!!


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