コケました。骨折しました。手術しました…。
まさか2回連続でコケるとは思いませんでしたよ。前回は暖まっていないタイヤによるスリップダウンだったんですが、今回は、S字を切返してアプローチしていくときにフロントが跳ね、ラインを外し、コースアウト後にグリーンでフロントからスリップダウン。その時にハンドルで手を捻ったらしく、ポッキリ折れちゃいました。
いつもはコケた瞬間にバイクを捨てるんですが、今回はコースアウトだったので、頑張ってみようとバイクを握りしめてしまったのがイカンかったです。。。
フロントが跳ねた原因は不明です。RaceChronoのデータを見ると、S字の切返しの前からラインを外していたので、ハンドルをコジッたかもしれませんね。なんにせよ自分のミスです。反省。
右手に結構な痛みが有ったので、その日のうちに整形外科に行きました。レントゲンでは折れている個所は見つからなかったんですが、先生曰く、レントゲンで骨折が見えないところが折れている可能性もあるとのこと。一週間様子をみて、もう一度来てください、と言われました。その日は添え木で固定され、痛み止めを貰って帰宅です。
一週間後の診察では、腫れが引いていないので、再度撮ったレントゲンでは分からないところが折れている可能性が高い(舟状骨骨折)ということで、総合病院でのCT検査を勧められ、紹介状を出して頂きました。
3日後の火曜日。総合病院を受診し、CTを撮ってもらったところ…やっぱり折れていたことが発覚。整形外科の先生の見立て通り、舟状骨の骨折でした。
すぐに手術をした方が良い、という事で、翌日の7月1日(水)に手術となりました。
簡単な手術と聞いていたので余裕をカマしていたんですが、通された手術室は映画で見るようなマトモな手術室で…考えてみりゃー当たり前なんですけど、急に緊張し始めました。。。
手術時間も、手術室に入ってから出てくるまで1時間ほど掛かりました。
まず、ベッドに寝かされて血圧測定、心電図のセンサーを付けられ、体を軽く拘束され、点滴を入れられ、そして右の脇から麻酔注射です。この注射の効きがやや悪かったようで、何本も打ってました。おかげで?注射痕は一週間ほど痛かったです。
無事に右手の部分麻酔が効いてきたところで、右手を消毒され、肩の当たりに衝立が立てられて手術の様子を見えなくされました。
その後は更に手術部位に麻酔を打ち、切開して、予備的にネジを何本か打ち、最後に25mmほどのチタン製スクリューを打ち込んで、手術終了。電動ドライバーの音と、肘の当たりに微妙に伝わってくる振動、手の甲あたりのヌルリとした感触(血?)のみ覚えています。
切開から縫合までは15~20分くらいですかね?後処理の後、落ち着くまで休んで、帰宅、という感じでした。
手術が始まってしまえばなんてことはなかったんですが、始まるまではやっぱりドキドキしましたねぇ。もうまな板の鯉そのものです。あぁ、どうにでもシテクダサイ!ってカンジしかないっす。
手術自体はいいカンジで終わったようなので(先生の言動より推測)、まぁよかったです。
こんなカンジでスクリューが埋まっています。
このスクリューは抜かずに埋めっぱなしだそうです。プチサイボーグ化。
そしてこんな装具で固定です。ギプスじゃなくて良かった…。
手術後10日経ち、抜糸です。かなり早い抜糸みたいですが、切り傷は15㎜程だったので、着くのも速いんでしょうね。
抜糸も無事に終わったので、手も洗える、風呂にも入れるようになりました。
次の通院は7月31日なので、少なくともそれまでは装具固定は続きますけど、まずは良かったです。
舟状骨は治りにくい所らしく、一般的には完治まで数ヶ月から半年くらい掛かるそうです。ホルヘ・ロレンソが昨年のシーズン前にモトクロスでのトレーニング中に折ったのもこの舟状骨なんですが、結構苦労したようです。
Surgery done ✔️👍🏻 Time to recover and come back stronger. pic.twitter.com/qOoPQLnqWm
— Jorge Lorenzo (@lorenzo99) 2019年1月21日
まぁ、1か月後には乗っているわけですけどね。MotoGPライダー恐るべし。
ま、ワタクシはMotoGPライダーではないですし、そもそも50間近のオッサンライダーなので、きっと長引くでしょう…。覚悟してじっくり治すようにします。それが結果的に近道でしょうしね。