Mr.Bike BGに載せてもらいました。など。

ウカウカしていたら、あっという間にTaste of Tsukubaが1か月後に迫ってきました。

月日の経つのは何故にこんなに早いのだろう…。(歳を取ったからだと云う説あり)

 

11月に引き続きチーム「タケxタケ レーシング」でエントリーしています。

ちなみにウチのチームはショップなどの母体は一切なく、CB-Fが好きなメンバーが集まってできているプライベートチームです。

 

 

自分の方は昨年11月から特にマシン仕様に変更は無く、音量対策でマフラーをAkrapovicに変えたくらいです。

リアサスは仮装着のオーリンズ。本番はアラゴスタに変えます。(只今オーバーホール中)

 

今回の一番のポイントはテールレンズ廻り。Fっぽくなるようにダミーのテールレンズカバーを作りました。

Fusion360モデリング3Dプリンタ(ADVENTURER3)で成形。材質はABS。

一見同じ形状に見えますが、実は全然バランスが違うのです。でもそれっぽくなったかな?

ホントは純正形状のFRP一体シートを作ってたんですが、ちょっと間に合わず。今回はこの外装で行きます。まぁ、これもせっかく作ったのでいいか。

 

GWは帰省を兼ねて筑波に練習に行きます。4/28(日)と5/1(水)の予約を取りました。

楽しみです。コケないように楽しんで走ります。

 

 

話は変わりまして、Mr.Bike BGのTOTのコーナーに載せてもらいました。

なんとカラー3ページ!

実はこのコーナーは憧れだったので、素直に嬉しいです。

Mr,Bike BGはその昔の絶版者ツーリングに何回か参加したりしたことがあったりと、愛読者でもあったので、尚のこと嬉しいですね。

 

amzn.to

 

 

3Dプリンタ

昨年夏ごろから、3Dプリンタを導入してます。

個人用のモノは随分手頃になってきていたし、精度もかなり良くなっているので、実用に耐えると判断しました。

で、買ったマシンはFLASHFORGEのADVENTURER3ってヤツです。

flashforge.jp

 

3Dプリンタには色々なタイプがあって、大きく分けると熱溶解積層方式(FFF/FDM…呼び方は違うけど基本的に同じ。FDMはストラタシス社の商標)と光造形(SLA)、粉体焼結積層(SLA)があります。

個人ユースで一般的なのはFDM(こっちの方が一般的な名前なのでFDMで統一します)と光造形。

光造形の方が滑らかな仕上がりになるので、模型をやってる人はこっちですね。FDMは光造形よりも強度が出せるけれど、積層方向には弱いので、そこは注意が必要です。

 

んで、自分の使い方は、主に切削品の仮合わせ用パーツの製作です。本チャンの削り物を発注する前に実物で確認するための部品ですね。

こんな感じで実車レイアウトを確認します。

赤いのが3Dプリンタ製パーツです。材質はPLA。

これで確認した後に、CNC加工部品を発注し、出来上がったのがこんな感じ。

 

ステダンブラケット、ホイールカラー、ブレーキディスクアダプターです。

モデルはFusion360モデリング。STEPで書き出してJLCPCBに発注しました。

 

仮付けしてみました。いい感じです。

 

 

んで、今トライしているのがCB900Fレーサー号の外装部品。

コレです。

 

ココに付きます。

 

付ける前はこんな感じ。

 

CB-Fっぽさが出たかな?自分ではいい感じだと思ってるんですが。

 

でもABS積層はなかなか難しく、まだ試行錯誤中です。

FDMの泣き所である積層方向の弱さがモロに出てしまっていて、少し力を入れただけでパキリと割れてしまいます。成形条件で変わるんだろうけど、どうしようかな、と悩んでいたところで、素晴らしいブログを見つけました。

neet2121.hatenablog.com

 

先人のTry&Errorは有り難く使わせて頂きまして、早速再製作してみました。

要点は

・積層ピッチを0.05mm

・ヘッド温度は240℃

・ヘッド移動速度は遅く

・重点率は100%

・押出率を120%に

これでスライスするとエラーが出るけどそれは無視してプリント実行。

すると、こんな感じで出来ました。

 

右側が今回の設定。

同じく右側が今回の設定。

比較してみると、表面はかなり滑らかになってますね。それ以上に強度が全然違う。今までのモノは力を少し入れるとパキパキと割れそうな音がしていたんですが、今回のモノは大丈夫っぽい。これなら実用に耐えるかも?一応、保険でABS板の接着補強はするつもりですけど。

ただ、時間は掛かりますね。今回のモノで、22時間40分ほど掛かりました。まぁ、こればかりは仕方がない。

逆側とセンターも作って接着一体化+ABS板補強をこの後進めます。

 

3Dプリンタ、面白いですよ。

 

  

 

 



 

能登半島地震対応に思うこと

国会議員が震災の被災地に入ることが叩かれたりしているけれど、現場を知らずして何が分かるんだろうか。国を引っ張る議員が現地入りしてリアルを知ることは極めて重要なことだと思う。


ものづくりの現場では、三現主義という言葉がある。現場、現物、現実だ。現場で、現物を見て、現実的に行動する。災害の時も正しくこれが必要になってくる。
例えば、国会議員が現地入りすることによって10の迷惑があったとする。でも100の利があるならば、現地入りすべきなのだ。

 

もちろん、何百人もの議員が行く必要はないし、混乱を生むので行ってはいけないと思う。だが、全てをシャットダウンするのは何かがおかしい。
今回の能登半島地震ではボランティアを含め、当面は誰も来てくれるなというアナウンスがされているが、本当にそれでいいのか?被災地は自己完結できているのか?漏れてくる情報からは、とてもそうは思えない。

ボランティアにしても、それで助かる人がいる筈だ。勿論、迷惑に思う人もいるかもしれない。されど、1の迷惑で10の感謝が得られるのなら、そうすべきではないのか。交通渋滞云々と言われるけれど、国会議員やボランディアが入ることで、それがどうにもならないほどに酷くなるのか?いきなり交通量が倍になるのか?そうは思えない。

そもそも、石川県知事が未だ能登半島に入っていないらしい。(ヘリで上空から視察はしたそうだけれど)

 

今回の震災対応は、世間の反応も含め、何かがおかしい。
  

 

初日の出とグリップヒーター

あけましておめでとうございます。

今年もたま~に更新していきます。

 

今年は初日の出が見られそうだったので、折角だからバイクで行くか!と640DUKE2で出掛けました。比較的暖かかったですけど、それでも日陰は凍ってましたね。山道は注意しないと危険が危ないです。

 

阿蘇の俵山峠展望台に行こうとしたら、凍結の為に通行止めだったので、その下の県道沿いの展望スポットでご来光を拝みました。

  

 

 

寒くてもバイクは楽しいですな。

 

 

とはいえ、武器無しで冬に立ち向かうほど若くはないので、新兵器を導入しました。

キジマのグリップヒーターGH10 です。


これはスロットルパイプ一体型なので、グリップの太さが一般的なグリップと同じなのが◎です。ただちょっと固いかな。あとデザインがイマイチ好みじゃない(笑)

でも有ると無いとでは大違いなので、付けて大正解だと思ってます。

 

 

640DUKE2にグリップヒーターを付けようなんて今頃考えているのは、きっと一人か二人くらいしかいないでしょうけど、備忘録を兼ねてデータを記します。

 

640DUKE2のスロットルパイプの巻取り径はφ37。幅は5mm。

キジマのグリップヒーターGH10 は巻取り径が3種類選べるようになっていて、今回はTypeDを選択。

と云うか、幅的にこれしか入らなかったんですけどね。樹脂製なので、他のタイプも削れば入ると思いますが。

(※画像はキジマのWebサイトから引用しました)

 

自分の場合はFCRを付けているので、純正のスロットルパイプではかなりのハイスロになっていたんですが、グリップヒーター導入でちょいロースロになって、結果的にいい感じになりました。スロットルケーブルはそのまま使えました。

 

電源はロービームの+12Vからギボシで分岐して接続。ヘッドライトカウル内で配線類は完結させました。

 

 

これにZETAのハンドガード を併用すれば、手の寒さは相当緩和できますね。

分厚いウィンターグローブが苦手なので、GENIUSのセミウィンターグローブ を愛用しているんですが、これなら氷点下にならなければ凌げそうです。

ただ、ガード自体は下の写真のX3 じゃなくてPCプロテクター の方が防風性能が高そうなので、近々こっちに変えてみる予定です。

 

 

 

そうだ、そろそろオイル交換もしなくては。

LC4のオイル交換はすっごくメンドーなので腰が重いのです…。

 

  

2023 Taste of Tsukuba Kaguraduki Stage Report

2023年 Taste of Tsukuba 神楽月の陣、参加してきました。

クラスはMONSTER、マシンはCB900F

Rider : Takeo Nakazawa (#9)

毎度のことながら、色々とあったレースウィークを振り返りまして…。超長文です。

 

■11月1日(水)~2日(木) 移動

11月1日(水)20時に熊本を出発、1300kmの道のりを一路関東へ。

今回は何だか体調がよく、仮眠無しで東京入り。いつものように独り運転です。いつもは厚木から圏央道で筑波に向かうのですが、今回は妻ちゃんを実家に送り届けるという重大ミッションがあったため、首都高経由で常磐道へ。昼間の首都高なんて何年ぶりだろう、と思っていたら、予定通りにC1で渋滞にハマり、用賀~流山迄2.5時間ほどかかりました…。湾岸線を通った方がよかったかな。一瞬考えたんですが。

嫁ちゃんを実家に送り届けた後は、野田にある某宗教団体の前を参拝者の数にビビりながら通り(重大なイベントでもあったのかと思った)、13:30頃筑波に到着。寄り道したけれど、17時間半で到着しました。

 

F96C18XbAAA2Gl9 (2048×1521)

 

木曜日は走行無し、ガレージ受付や駐車スペース確保の雑務を終えて(結構面倒)、やちよの湯で入浴。近くのすきやですき焼き丼を食べて筑波に戻り、ホテルハイエースで就寝です。

翌日も早いので宿は取りませんでした。20時ごろに横になりましたが、流石に秒で爆睡しました…。明日もこのくらい速く走れればいいなと思ったり思わなかったり。

 


■11月3日(金) 特スポ

一年半振りの筑波走行、しかも9月のHSR鉄馬前から違うタイヤを試した影響で調子を崩していて、心配しか無い筑波入りだったのですが、心配は的中。

ベストは4秒4なのですが、なんと6秒しか出ない…。しかも1本目の途中からエンジンがバラついてしまって綺麗に回らない。

運転手がヘッポコなのは気合を入れ直せばいいんですが、マシンは直さないとどうにもならんのです。

 

データロガーを積んでいるので、ロギングしたデータを確認したところ、空燃比は悪くない。でも電圧が低い?バッテリーが終わった?

2本目に向けて違うバッテリーに交換したのですが、2本目もなんだかパリッとしない。ライダーもヘロヘロ。タイムは6秒台、しかも1本目より悪くなってる…。
2本目の走行後に再度諸々確認しましたが、プラグの焼けは悪くない、データの空燃比も良好、となるとECUか?

 

実は自作ECU(点火MAPは自作ですが、回路設計やプログラムはしておらず、教えて貰った通りに作っただけです)なので、不安はゼロじゃないんですが、今まで3年位使ってきて不具合はゼロだったので、ほぼ安心してました。

とはいえ原因はここしか考え難かったので、急遽、万が一の為に用意しておいたCB750(RC42)の純正ECUを引っ張り出してきて交換。これは以前使っていのですが、点火MAPが若干ヌルいので上の伸びが微妙に悪い(最高速は1~2km/hですが)のと、レブリミッターが1万回転で効いてしまうので、ペースが上がると1ヘアの立ち上がりでリミッターが効く可能性があるのが難点。

でもこれしかありませんでした。

 

 

いざ3本目。エンジンは直ったっぽい?感じで、一応ちゃんと回る。微妙に遅い気がするのはきっと、ECUの違いというよりは運転手が開け切れていないせいです…。

しかし、大丈夫かと思っていた矢先に、突然、エンジンがバババと異音を発し始めました。パワーも微妙に落ちたし、急遽ピットインして確認するも、直ぐには原因はわからず。そのまま走行終了でした。タイムは変わらず6秒台で、ベストが6秒3。ヤバすぎ。でも、タイムどうこうよりも、エンジン壊れた?で頭が一杯でした。

 

ピットに戻ってひとまず着替えていると、神田監督が1番のエキパイフランジが外れているのを発見。これか!なら締め直せばいい!と思いきや、さにあらず。なんと、シリンダーヘッドの雌ネジがバカになっていて、スタッドボルトがユルユルに。スタッドナットを締めてもトルクが掛からない状態でした…。参りました。

それでも原因は分かったので、1本だけスタッドナットを締めて、エンジンの確認の為に急遽スタート練習に参加。果たして異音は解消!でも上がった眼ネジ、どうしよう…。


作業ツナギに着替えて修復開始。

「アレ無い?」とリクエストすると出てくる中村(CONAT)さんの大量の工具(タップ&ダイス、ベルサン、高強度ネジロック、シールテープ、トドメはワイヤーロック穴付きのナット)に助けられて、なんとか暫定対応を終えました。心配はゼロじゃないけど、これでダメだったら仕方ない、でした。

 


■11月4日(土) 予選

モンスターB組(遅い方)は9:05開始予定だったのですが、SUGOかオートポリスかと言わんばかり濃霧が早朝から立ち込めてスタートが1時間15分遅れ、しかも予選時間は15分が12分と3分短縮されての開始となりました。

 

 

いつもは変な気分になるくらいに緊張するんですが、今回は何故か、結構落ち着いていました。昨日は6秒しか出ていないのに。

まぁ、タイムはヤバかったんですが、出ていない原因はライダーがビビっているだけだということはわかっていたので、本番でスイッチが入ればなんとかなるかな?ともちょっとだけ思っていましたし、ダメだったらそれも実力だから仕方ないな、と開き直っていたところもありました。逆を言えば運転手がちゃんと走れば4秒真ん中は出る筈だ、という変な自信もありました。


コースインしてすぐに5秒には突入。5周目に4秒に入りました。この頃、CB750K(SOHC)の及川さんに追いつき、2周ほど追走。

 

及川さんは750ベースなので主に排気量差で直線は遅いのですが、コーナーは激速なのです。カッコいいのです。

勉強させて頂いた後、申し訳ないなと少し思いながら裏ストレートで抜かせて頂き、残りを全開アタックです。

 

リアラップが続き、10周目に4秒6を記録。これがベストタイムとなってB組2番手となりました。

実はこのラップは2ヘアで結構なミスをしていて、0.2~3秒くらいはロスしていました。何とも勿体なかったですが、それも含めて実力です。過去のベストタイムは2017年春の4秒4だったので、ベスト更新はまたもお預けとなりました。決勝はまずタイムは出ないので。

 

 

予選後は着替えずにそのままA組の走りを勉強。やっぱりトップは速い。1コーナー立上りでフロントリフトする原山さんにビビりつつ、小泉さんも速いなぁ、と他人事のように感心。皆さんライン取りが綺麗です。でも参考になりました。できるかどうかは別ですが。
A組との総合で、予選は12番手、4列目となりました。上出来です。

 



 

■11月4日(土) 決勝

予選後に昨日暫定対応をしたエキパイスタッドを確認すると、抜けてはいないもののやっぱり緩んでいました。エポキシ接着剤を充填して固め、ワイヤーロックを掛け直してレースに臨みます。10周+WUP2周を無事に走ってくれることを祈りつつ。

 

決勝前も、比較的落ち着いていました。そこそこレースをやってますけど、此処まで冷静だったのは多分初めて。スタ前に原山さんに「調子良さそうだけどイキ過ぎないようにしてよー!」って言われたり、及川さん、狩野さん、相馬さんと雑談したり、アキオ(SSITO)さんに「調子戻っちゃったじゃん、くそー!」と冗談を言われたりしながらコースインを待ちます。

 

 

いつもそうなんですが、グリッドに着くともう緊張しないというか、バタバタしてても仕方ないと開き直るというか、そんな心境になります。今回も同じで、グリッドの雰囲気を楽しみながらスタートを待ちました。

 

写真撮影、グリッド紹介も終わっていよいよスタート。近年はスタートに苦手意識は無いんですが、この前のHSR鉄馬は大失敗したので、苦手意識がちょい首をもたげていました。

 

シグナルレッドが消えて、スタート!
クラッチミートのタイミングはバッチリ。ロケットスタートが決まりました。4~5台抜いて、多分7~8番手で1コーナーへ。いつもながらガチャガチャとぶつかりそうな勢い(時々ホントにぶつかる)での1コーナーを抜けて、並走しながらS字をクリアし、1ヘアにアプローチしようとしたところで、左側のダートから転倒した黒いバイクが飛び出してきて、そこに後続のバイクが追突、クラッシュ。

自分は運よく巻き込まれませんでしたが、多重クラッシュ+マシン炎上となり、赤旗中断となってしまいました。転倒したライダーに後続が突っ込む様子も目の前で見てしまったので心配する気持ちと、過去イチのスタートがフイになった無念さが混ざり合い、極めて複雑な気持ちでピットロードへ。

 

20分位待ちましたかね?レースは10周が6周に減算されて、再レースになることがアナウンスされました。


30秒のクイックリスタート、1周のWUPの後、先程と同じ12番グリッドへ。

シグナルレッドが消灯して、スタート!
今回も動き出しはOK、ただフロントが少し浮いてしまい、早めのタイミングでシフトアップしたので加速がちょい遅れ、9番手?で1コーナーへ。かっちょいいクーリーレプリカの柏瀬さんを追います。


ダンロップ、ASIAコーナーを抜けて2ヘア。ここで中野さんがフロントから転倒!ああぁ…と思いながら、それを避けようとした柏瀬さんを交わして2つポジションアップ。7位へ。

 

 

www.youtube.com

 

でも、ハイライトはここまででした。少し先を行く狩野さんと川浦さんを必死で追いますが追いつかず。振り返りはしなかったけれど、2ヘアでチラリと横目に後続を確認すると少し離れていて、あと一つポジションアップすれば念願の入賞という気持ちと、イキ過ぎてコケたら元も子もないという気持ちが戦った結果、無難に走り切る方に軍配が上がってしまい、そのまま6周のスーパースプリントレースを終えました。

 

 

少し、いや、大いに残念だったけれど、ベストリザルトだし、HSR鉄馬からの悪い流れを断ち切れたし、楽しかったし、何より無事にレースが終わった!ので満足でした。

 

そして、嬉しいオマケサプライズが。
何も知らずに宿に戻り、チームメンバーと楽しい話をしていたら、どうやら上位に失格があったらしいとの情報が入り。慌てて公式リザルトを確認すると、確かに繰り上がり6位になっていました。正直、嬉しいというよりも戸惑いました。失格になってしまったライダーも良く知っている人でしたしね。

でも、結果は6位、念願の入賞です。やっぱり嬉しいです。

表彰台には乗れなかったしキャップも貰えなかったけれど、それは次回以降のお楽しみということにしたいと思います。

 

 

そして、今回はタケxタケレーシングの2台が揃ってAクラスで完走できました。チームを結成して10年以上経ちますが、実は初めてです。マシントラブルが起こったり、Bクラス行きになってしまったり、2台ともA決勝で多重クラッシュに巻き込まれて転んだこともありました。それが今回は無事に2台とも完走!しかもA決勝で!これはなかなかに凄い事だと自負しちゃいます。

 

メッチャいい写真!

 

 

最後に、サポートして頂いたタケxタケレーシングの皆さん、一緒に走ってくれたモンスターライダーズ、諸々サポートして頂いた関連各位、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
2024年春のレースも出られるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。次回は予選もA組を走れるので、今度こそ実力で3秒と6位入賞を目指します。

でも、今週位はレースを忘れてのんびりしようかな(笑)

 

Thanks to :

MototechLLC (ARAGOSTA Suspension)

GENIUS (Racing Suits & Groves)

Tajima Engineering (Crank Shaft)

Moto Junkie (Tires and Racing advice)

DeakCraft Motorcycles (Racing advice)

Griffin Motor Build (Piston)

Take x Take Racing (The best friends)

 

 

 

CB900Fレーサー号馬力測定

CB900Fレーサー号のパワーカーブを見たくて、RSCにてシャーシダイナモで測定してもらいました。
その前にHSRで暖機がてら点火時期の確認を。標準で使っていた最大進角34度のMAPと、+3度、-3度のMAPでの進角をタイミングライトで確認します。
余談ですが、その日HSRではファントラックデイという、主に初心者向けの走行会が行われていたので、隅っこの方でコソコソと作業してました。
  
で、結果ですが、128PS/9300rpm、11.9kgf・m/6900rpm ってところで、凡そ予想通りでした。このクラスでは、遅くは無いけど速くもない、って感じでしょうか。速いのは140馬力超ですからね。
でもまぁ、パワーカーブもトルクカーブも綺麗だったので、それは一安心でした。

    
んで、折角ダイナモに載せたのなら、セッティング変更の差異も見ないともったいない。なので、燃調違いと点火時期違いも試してみました。
まず、燃調違いから。
持込み時はMJ132、ロガーでA/Fを見ると13.5位だったので、ちょっと薄い。気温も21度と、この前の走行よりだいぶ下がっていました。
なので、次はMJを138へ。
んが、パワーカーブはほぼ変わらず。馬力もトルクもほぼ同じ。9500prmオーバー域で少しタレが速いかな?という感じでした。この時のロガーA/Fは12.5。
MJの2ランクくらいでは変化がほぼ無かったので、更に3ランク大きくして145へ。
すると、馬力が0.5程ダウン。オーバーレブ域でのパワーダウンは少し大きくなりました。A/Fは11.4程。濃い方がパワーは落ちる方向なのね。
RSCで貰ったアドバイスとしては、ダイナモと実走では差異はやはりあるそうなので、最終的には走っていい方にしないとダメ、とのこと。ただ、濃い方がスロットルのドン付きが消える方向で開けやすかったそうです。スロー系と針はもう少し濃い方向で見直した方が良さそうだな。この時はSJ62、針は5181-3段でした。
  
燃調の傾向が分かったところで、次は点火時期。
持込み時は最大進角34度、まずはそこから+3度してみたんですが、これが良くなくて、馬力は1.6馬力、トルクも1.3kgf・mダウンしました。
次に34度から3度遅らせてみると、馬力は0.6馬力ダウン、ただトルクは1.2kgf・mアップ。こっちの方向かな?馬力が下がったのは、今回の点火カーブは7000rpmあたりからリタードさせているので、その影響かなと思います。最大進角31度くらいなら、リタードさせずにそのまま引っ張っても大丈夫だと思うので、その方向で次は走ってみようと思います。
  
ってな感じで、RSCにガッツリ協力して頂いて(1時間くらいダイナモ質を占拠してた)、だいぶ方向性がわかりました。点火系でもう少しに詰められそうな感じもわかったし、遅らせる方向で良い感じなのも、今までの実走と合うので、方向性は間違ってなかったかな。
収穫は大でしたね。
  

 

10年目の640DUKE II

640DUKE IIですが、今時ブログネタにする人も少ないようなので、このブログもニッチな需要があるようです。だからと言う訳でもないですが、久し振りに記事にしてみます。

 

KTMの640DUKE IIがウチに来たのが2013年の7月20日。そうか、気づくともう10年か。

途中、何度となく手放そうかと思ったのですが、なんやかんやで手放さず(せず)、今に至ります。

 

最初はアクラポビッチのスリップオンでした。

 

その640DUKEちゃんですが、先日継続車検を取ってきました。いつもの陸自持ち込みです。

チタンフルエキ(スティーブMCサプライ製)、FCR41、ファクトリーカム(ハイカム)という仕様ですが、音量、排ガス共に問題なし。まぁ、2004年式なので排ガスはまだまだ緩いんですけども。触媒すら付いてないし。

一番心配なのがヘッドライト。ウチに来て2回目の車検は光量不足で落ち、その場でバッテリー直結のリレーを作ってなんとか合格したという経緯有りでして。それ以降はバルブを新品にしたりして、無事に一発合格しているんですが、やっぱり不安なものは不安。元々、HB3というフォグランプ用みたいなちっこいバルブのプロジェクターライトなので無理があるんじゃないかなぁ。そうそう、車検のバルブは、スタンレーとか小糸とかの何の変哲もないバルブの新品(←重要!)がベストだと思います。

そんな感じで、何時も乗っている仕様から特に何も変えず、車検に挑みました。唯一対応したのは、ヘッドライトスイッチにプラ板を貼り付けて常時点灯にしたくらい。(この年式は常時点灯じゃないとダメなんだけど、何故か純正はON/PO/OFFスイッチが付いているので、OFFにできないように対応が必要なのです)

で、今回も無事に一発合格でした。いつもながら、達成感がありますな!特にヘッドライト。心の奥底でガッツポーズでした。

 

 

そんなわけで、車検に受かると乗りたくなるので、819の日にショートツーリングに行ってきました。

熊本市在住のワタクシ、いつものルートはやっぱり阿蘇です。

いつもはケニーロード(グリーンロード)に最初に向かうのですが、少し前の豪雨で路面が崩れてしまって只今通行止め。仕方がないので、並行して走っている俵山ルート(旧道)を登ります。まぁ、ここも結構好きなので問題なしです。細いクネクネ道なので、640DUKEにはこっちの方が向いている面もあり。

 

俵山を上って下り、のんびりと田園風景を走ります。

 

その後は、阿蘇パノラマラインから阿蘇山山頂へ。

 

いつもより遅い時間なので、山頂のドライブインが開いていたため、ソフトクリームなぞ食べる。美味い。

 

 

暫しマッタリした後は、草千里を眺めて。

 

米塚をかすめ。

 

下山して、ちょうどHSR九州でやっていた、クシタニ コーヒーブレイクミーティング でコーヒーをご馳走になってから帰宅しました。

 

走行距離、120km、所要時間3時間ほど。午前中のお散歩としてはちょうどよい距離です。

 

640DUKEは久し振りに乗って、妙に楽しかったです。サスセッティングもチョイチョイ弄りながら走ったら、ちょうどいいところが見つかった感じ。タイヤをα13からROSSO2に変えてちょい固めになったので、前後ともCOMPを少し効かせる方向になりました。

ただまぁ、毎回思うんですが、640DUKE IIはそれなりにアクティブに乗ると面白いんだけど、のんびり走るのは苦手です。ダラッと乗っても面白くはない。借りて乗ったCB1000Rはあれだけのハイパワーマシンだけど、意外とのんびり走っても楽しかったんですけどねぇ。

欲を言えばもう一台、のんびり走っても楽しいバイクが欲しいところです。

  



 

おまけ。今回のトラブル。

久し振りにフロントフォークのCOMPアジャスターを廻したら、オイルが滲みました…。

部品はまだ出るようなので直さねば。