ダブルスイングアーム

MotoGPで今年から、GP250に代わりMoto2と言うクラスが始まりますね。
エンジンはHonda CBR600RR改のワンメイク、シャーシを各コンストラクターが作るという新しいカテゴリーになります。
日本からは、モリワキ、TSRがマシン供給をPRしていますが、実はバーニングブラッドもマシンを提供しているのです。

余談ですが、Moto2用のワンメイクエンジンをメンテいているのは、あの後藤治さん率いるゲオ・テクノロジー社です。
更に余談ですが、バーニングブラッドではウチの弟がメカをやっています。昨年はJSB高橋巧のマシンを、今年はST600で徳留一樹のマシンを担当します。よろしゅうに…。

  
で、今日。
モテギでMoto2 メディア確認会なるイベントが行われました。

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奥からTSR、バーニングブラッド、モリワキですな。

で、バーニングブラッドのマシンが面白い。

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なんと、ダブルスイングアームですよ。

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ヤバイ、妙にカッコイイ…。


アームを2本持つことにより何が生まれるかというと

  スイングアームの仮想ピボット点が遠くに出来る
 →スイングアームの仮想長さを長くできる
 →トラクションが安定して掛けられる&ブレーキングでリアが安定する

このマシンはMoto2用ではなく、全日本のJ-GP2用だと言うことなので、全日本で観られるのも嬉しいですねぇ。

全日本筑波は観に行かなくては。