新型コロナウイルス感染症対策専門家会議

以前から疑問に思っていたので、改めて政府の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」のメンバーを調べてみました。
  
【座長】 脇田 隆字 国立感染症研究所所長
【副座長】 尾身 茂 独立行政法人地域医療機能推進機構理事長
【構成員】 岡部 信彦 川崎市健康安全研究所所長
      押谷 仁 東北大学大学院医学系研究科微生物分野教授
      釜萢 敏 公益社団法人日本医師会常任理事
      河岡 義裕 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長
      川名 明彦 防衛医科大学内科学講座(感染症・呼吸器)教授
      鈴木 基 国立感染症研究所感染症疫学センター長
      舘田 一博 東邦大学微生物・感染症学講座教授
      中山 ひとみ 霞ヶ関総合法律事務所弁護士
      武藤 香織 東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授
      吉田 正樹 東京慈恵会医科大学感染症制御科教授

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/senmonka_konkyo.pdf

 

以上のメンバーでした。
見てみると分かりますが、医師、もしくは感染症の専門家が殆どであり、その他は弁護士が一人、公共政策の専門家が一人だけですね。
医療的観点だけだったら、これでもいいと思います。でも他に諮問機関は無いんですよね?たぶん。だったらダメじゃないの?これじゃ。
何故か?国の政策って医学的観点だけで決まるワケじゃないでしょう。医学的観点、経済的観点、社会学的観点など、多方面から検討し、その結果から政策を決めるのが政治の役割なハズなんですけど、あまりに医学的観点に偏り過ぎてます。今の政府に総合的な判断能力があるとは思えませんので、この専門家会議の意見がほぼ政府の指針になるんですよね。だったら偏り過ぎでしょ。
あとはアレです。上記のメンバーです。どのようなメンバーなのか分かりませんけど、政府に覚えの良いメンバーだったらダメですよね。まぁ、今の政府の姿勢からしたら、痛いことを言う人を呼ぶとは思えませんけどね。
  
つまりは、政府の見解が全てにおいて、信頼できないってコトです。